![]() 化粧部材
专利摘要:
本発明の一対象は、少なくとも2つのガラス板(1、4)、及びポリビニルブチラールから形成されており、かつ前記ガラス板を結合している少なくとも1つのポリマー中間層(2)を含む積層化粧部材である。化粧部材は、ラッカー塗料の少なくとも1つの膜(3)が少なくとも2つのガラス板(1、4)の間に設置されていることを特徴とする。 公开号:JP2011514849A 申请号:JP2010538879 申请日:2008-12-22 公开日:2011-05-12 发明作者:グイ,オーレリアン;ピル,イサベル;ブルナイム,イサベル 申请人:サン−ゴバン グラス フランス; IPC主号:B32B17-10
专利说明:
[0001] 本発明は、特に、パーティション、家具化粧材、ドア、照明器具カバー、天井、壁紙、手すり、階段のステップ、シャワー室のドアなどとして使用するための、化粧部材に関する。] 背景技術 [0002] 化粧用途のラッカー塗料の膜でガラス板をコーティングすることが知られている。ラッカー塗料は、半透明でもよいが、一般的には不透明であり、かつ少なくとも1つのポリマー樹脂、少なくとも1つの顔料及び通常は無機充填剤を含む、不透明コーティングである。ポリマー樹脂は、顔料及び無機充填剤を結合させるために役立つ。一方で、顔料の目的は、好ましい色及び不透明度を付与することである。そのようにして形成されたラッカー仕上げされたガラスは、例えば接着剤によって、壁に固定されてよい。しかし、全体から見て、美観、耐久性、擦傷性及び安全性のために、この化粧部材は、パーティション又はドアとして利用できない。] [0003] また、化粧膜を用いてガラスパーティションを被覆することも可能である。しかし、外観及び耐久性については満足度が低い。また実施化、特に膜蒸着では、特に広域の場合に問題を起こす。] [0004] イギリス特許出願第463586号明細書には、2つのガラス板及びガラス上若しくは膜上のいずれかに印刷された様々な装飾、又は2つのガラス板の間に設置された布帛を含む様々な化粧パネルが記述されている。しかし、これらの化粧パネルは、安全性について、特に耐衝突性及び耐衝撃性について現行の基準を満たすことができない。また、様々な部材間の接着剤も最適化されていないので、長期的には耐久性の問題につながる。また、製造方法は複雑であり、かつ費用がかかる。] 発明が解決しようとする課題 [0005] これらの欠点を防ぐために、本発明の課題は、少なくとも2つのガラス板、ポリビニルブチラールから形成されており、かつ前記ガラス板を結合している少なくとも1つのポリマー中間層を含み、ラッカー塗料の少なくとも1つの膜が少なくとも2つのガラス板の間に入れられていることを特徴とする、積層化粧部材である。] [0006] 本発明の別の課題は、ラッカー塗料の膜で事前にコーティングされた少なくとも1つのガラス板と少なくとも1つの他のガラス板の間に、ポリビニルブチラールから形成された少なくとも1つのポリマー中間層を設置する工程、次に前記ガラス板を結合するために、前記集成体を熱圧着処理に供する工程を含む、本発明による化粧部材を得る方法である。] 課題を解決するための手段 [0007] 次のような集成体が上記の課題を解決できる事例となった:得られた装飾部材は、耐衝突性及び耐衝撃性及び耐久性について施行されている規準を満たす。具体的には、それが、積層ガラスの適合性を規定する基準EN14449:2005の条件を満たし、そして化粧部材の耐衝撃性を規定する基準EN12600によって2B2に分類される。これらの分類より、先行技術の化粧部材とは違って、本発明による化粧部材はパーティションとして使用できる。一方のラッカー仕上げされたガラスと他方の積層ガラスは長年知られていたが、PVB中間層によってラッカー仕上げされたガラスを積層することによって、安い費用で安全性及び美観の問題を解決することが可能であることを誰も想像しなかったので、この点は特に驚くべきものである。] 図面の簡単な説明 [0008] ラッカー塗料の膜3をコーティングされた第一のガラス板1、及び第二のガラス板4から成り、前記集成体がPVB中間層2によって結合している、本発明による化粧部材の図である。 銀反射膜5がガラス板1とラッカー膜3の間に堆積していること以外は、図1と同様の本発明による化粧部材の図である。 アクリル又はポリウレタンバインダーを含むラッカー塗料について、アルキル又はアルカン基に関する吸収帯の面積に対するヒドロキシル基に関する吸収帯の面積の比「R」と、ラッカー塗料とPVBの間の接着を特徴付けるせん断強度(単位はMPaである)との関係を示す図である。表面上にヒドロキシル基のより高い密度を有するラッカー塗料が、接着について最も満足できるものであるため、これらは層間剥離の危険を最小限にする。] 図1 [0009] 有利には、ラッカー塗料の膜又は各膜は、ポリマー中間層又は各ポリマー中間層と接触している。好ましくは、ラッカー塗料の膜又はラッカー塗料の各膜は、ガラス板と接触して堆積される。] [0010] 好ましくは、ラッカー塗料の膜又は各膜は不透明であり、好ましくは、ポリマー中間層又は各ポリマー中間層は透明である。] [0011] 好ましくは、本発明による化粧部材は、2つのガラス板、第一のガラス板上に堆積されたラッカー塗料の膜、及び前記ラッカー塗料の膜と接触しており、かつ前記第一のガラス板と第二のガラス板の間に結合を与えるポリマー中間層から成る。] [0012] しかし、他の配置(例えば、3つのガラス板、3つのガラス板を結合するために設置されている2つのポリマー中間層、前記中間層の1つと接触していて、かつ1つのガラス板上に設置されているラッカー塗料の膜を含むもの)が可能である。また、本発明による化粧部材は、ラッカー塗料の膜でそれぞれ被覆された2つのガラス板から成り、これらのラッカー仕上げされたガラス板の間に設置されたポリマー中間層を有することによって、パーティションの側面に応じて2つの異なる外観を得てもよい。] [0013] いかなる配置が選択されても、全ての場合には、ラッカー塗料の膜が化粧部材内にあることによって、外部と接触しないこと、及び化粧部材を形成している様々なガラス板がPVBポリマー中間層によって結合されるという意味において化粧部材が積層されることが重要である。美観、耐久性、擦傷性及び安全性の課題は、そのようにして解決される。] [0014] 本明細書の残りの部分では、用語「内面(internal face)」が、化粧部材の別のガラス板と向き合っているガラス板の面を意味することを理解されたい。また、用語「外面(external face)」が、化粧部材の外部上の面であり、それ故に外気と接触していることを理解されたい。] [0015] 好ましくは、ポリマー中間層又は各ポリマー中間層は、本発明による化粧部材を製造することを容易にして、耐衝撃性及び耐衝突性に関する通常の条件を満たすことを可能にするために可撓性である。] [0016] ポリマー中間層又は各ポリマー中間層は、多くの利点を有するポリビニルブチラール(PVB)から形成される。PVBが、一般に化粧部材の製造に利用されるソーダ−石灰−シリカガラスのものに近い反射率を有するので、中間層は、不可視であるか、又はほぼ不可視であり、そしてラッカー塗料の膜を隠していない。したがって、化粧部材の両側からラッカー塗料の膜を見ることが可能である。また、PVBは、衝撃が非常に効果的に吸収されることを可能にし、ガラス片が保持されることを可能にして、化粧部材の破損を防ぐ。また、ある場合には、本明細書で後述されるように、PVBは、防音性も付与してよい。] [0017] 好ましくは、ポリマー中間層又は各ポリマー中間層は、0.1〜10mm、詳細には0.38〜2.28mm、特に0.38〜0.76mmの厚さを有し、その厚さは耐衝撃性に影響する。各0.38mm厚の2つの中間層を重ねることにより、0.76mmの中間層の厚さを得ることが可能である。] [0018] 中間層又は各中間層は、特に固体から生じた騒音及び/又は空気力学的な騒音を防ぐための向上した防音性を有してよい。この点では、それは欧州特許出願公開第0100701号明細書、欧州特許出願公開第0844075号明細書及び欧州特許出願公開第0387148号明細書の1つ以上に規定されている条件を満たすように選択されてよい。欧州特許出願公開第0100701号明細書によれば、2mm厚の中間層に結合した4mm厚の2つのガラス板を含む積層ガラスから形成された、長さ9cm及び幅3cmのバーが、同じ長さ、同じ幅及び4mmの厚さを有するガラスバーのものとは最高で35%異なる臨界周波数を有するように、中間層が選択される。欧州特許出願公開第0844075号明細書による中間層は、10〜60℃の温度範囲及び50〜10000Hzの周波数範囲内で0.6を超える損失係数tanδ、並びに2・107N/cm2未満の剛性率G’を有する。欧州特許出願公開第0387148号明細書による中間層は、0.15を超える曲げ減衰係数(flexural dampingfactor)v=△f/fcを有しており、その測定は、衝撃によって、中間層が2つの厚いガラス枠(各4mm厚)間にある積層ガラス枠から形成された長さ9cm及び幅3cmのバーを励起し、そして第一モードの共振周波数fc及びA/√2(式中、Aは周波数fcにおける最大振幅である)の振幅におけるピークの幅Δfを測定することにより行なわれるので、その音響減衰率は、800Hzを超える任意の周波数については、2000Hz以下のオクターブごとに9dBまで増加し、かつより高い周波数ではオクターブごとに3dBまで増加する反射率と5dBを超えるほど異なる。] [0019] 好ましくは、中間層又は各中間層は、透明又は半透明であるが、どんな場合にもそれは不透明ではない。透明な中間層は、十分に高い評価を受けるラッカー塗料の外観を可能にするので、それは好ましい。中間層は、無色又は有色(例えば青色、赤色、緑色、灰色など)でよい。また、ラッカー塗料の膜によって形成された装飾上に重ねられるであろう装飾材を再生するために、それは、例えば不透明又は半透明な色パターンで印刷されてもよい。] [0020] 好ましい集成体は、装飾が印刷により再生される少なくとも1つのポリマーシート{特にPET(ポリエチレンテレフタレート)シート}が挿入される、2つのPVBポリマー中間層を用いて成る。この種類の集成体の3次元的な外観は、それを特に魅力的にする。] [0021] ラッカー塗料の1つの重要な特性は、ポリマー中間層に良好に接着するその能力である。本発明者らは、接着性は、積層剥離を防ぐために十分に高くなければならないが、適切に衝撃吸収性であることができる化粧部材のために、高すぎなくてよいことを証明した。] [0022] このために、ラッカー塗料の膜が、少なくともその表面上に、ヒドロキシル及び/又はカルボニル官能基と化学的に反応できる官能基を有することが好ましい。好ましくは、それ故に、ラッカー塗料の膜が、その表面上に、同種の官能基、すなわち、ヒドロキシル及び/又はカルボニル基を有する。] [0023] 特に、その表面上のヒドロキシル基の量が、この接着性に影響を及ぼし得るパラメータである。したがって、好ましいラッカー塗料は、ATR(減衰全反射)赤外線分光学法を用いる測定により、アルキル又はアルカン基に関する吸収帯の面積に対するヒドロキシル基に関する吸収帯の面積の比が、0.4以上、特に0.5又は0.6である。そのようなラッカー塗料は、PVB中間層に対する接着を適切化すること、具体的には、非常に高い耐久性を得ることを可能にする。] [0024] また、ラッカー塗料の表面張力は、重要なパラメータである。ラッカー塗料とPVBポリマーシートの間の最適な接着を得るために、好ましくは、ラッカー塗料の膜は、30〜70N/mm2、特に32〜50N/mm2の表面張力を有する。表面張力は、プラズマトリート社(Plasmatreat GmbH)により市販されている試験インクを用いて測定してよい。] [0025] 好ましくは、ラッカー塗料上に堆積された前記ポリマー中間層(特にトリエチレングリコールジ(2−エチルヘキサノエート))の可塑剤の液滴の接触角は、30°を超えない。] [0026] また、ラッカー塗料の粗さは、接着に影響する係数になるが、前述の官能基又は表面張力の存在ほどではない。それ故に、好ましくは、ラッカー塗料は、10〜90μm、特に45〜70μmのNF EN ISO4287:1998基準による粗さRzを有する。測定パラメータは、NF EN ISO4288:1998基準において規定されている。] [0027] 本発明による化粧部材のラッカー塗料としては、任意のラッカー塗料のような、ポリマー合成樹脂を主成分とするバインダーが挙げられる。] [0028] 好ましくは、バインダーは、アクリル樹脂、特にメラミン及び/又はイソシアネートと架橋したものを主成分とする。ラッカー塗料が硬化した後に、そのようなバインダーは、特に表面上にまだあるカルボニル及び/又はヒドロキシル官能基によって、PVBポリマー中間層に十分に接着する。また、アクリル樹脂は、非常に良好な耐加水分解性を有する。] [0029] また、バインダーは、イソシアネート若しくはポリイソシアネートによって架橋することにより得られるポリウレタン樹脂、ヒドロキシル化樹脂、特にポリエステル若しくはポリエーテル樹脂、又は好ましくは、高紫外線抵抗性を有するアクリル樹脂(若しくはポリアクリレート)でもよい。この特定の組み合わせが、特に、低い透水性、良好な機械特性(例えば、耐擦傷性について)及び高い紫外線抵抗性を得ることを可能にする。] [0030] また、本発明による化粧部材のラッカー塗料のためのバインダーは、少なくとも1つのポリオール、少なくとも1つのポリ酸及び少なくとも1つの脂肪酸又は油の間の化学反応により得られる1つ以上のアルキド樹脂を含むか、又はこれらを主成分としてよい。好ましくは、これらのアルキドは短油アルキドであり、すなわち樹脂中の油又は脂肪酸の重量含有量は、好ましくは、40%を超えない。ポリオールは、例えば、グリセロール化合物又はペンタエリスリトール化合物でよい。ポリ酸は、無水フタル酸を主成分としてよい。油は、乾燥油(例えば、アマニ油及びキリ(China wood)油など)、半乾燥油(例えば、大豆油、トールオイル、紅花及び無水ヒマシ油など)あるいは非乾燥油(例えば、ヤシ油及びヒマシ油など)でよい。また、それらの耐水性を向上させるために、モノマー(例えば、スチレン、ビニルトルエン又はアクリレートなど)、又はフェノール若しくはエポキシ樹脂によってアルキドバインダーを変性してもよい。熱架橋アミノプラストアルキド樹脂は、本発明によるコーティングのラッカー塗料のための特に有利なバインダーである。好ましくは、架橋アミノプラスト樹脂は、特に前記樹脂が乾燥アルキドバインダーに対して20〜30重量%の含有量を有するときに、良好な耐水性を付与する尿素−ホルムアルデヒド樹脂又はメラミン−ホルムアルデヒド樹脂である。] [0031] また、ラッカー塗料は、例えば、エポキシ樹脂、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂若しくはメラミン−ホルムアルデヒド樹脂若しくはイソシアネートによるカルボキシル化アクリル樹脂の架橋、又はエポキシ若しくはアルキドバインダーによるカルボキサミド官能基を有するアクリル樹脂の架橋、あるいは酸若しくはポリアミンによるエポキシド官能基を有するアクリル樹脂の架橋により得られる熱硬化性アクリル樹脂を主成分とするバインダーを含んでもよい。] [0032] 好ましくは、ラッカー塗料は、10−6未満、さらには5・10−7未満、特に10−7未満の25℃における透水性(cm3・cm・cm−2・s−1・Pa−1で表される)を有する。] [0033] この不透水性は、PVBの可塑剤のガラス表面への移動(それは、ラッカー塗料の剥離につながるであろう)を防ぐことにより、集成体をより耐久性のあるものにする。さらに、PVBは、水を吸収する特定の性質を有する:湿潤環境(例えば浴室)では、ラッカー塗料の透水性が高すぎるならば、PVB中に含まれる水は、端で剥離を起こすであろう。] [0034] 長期間に亘って、完全な接着及び機械的強度、特にせん断強度を確保するために、ラッカー塗料が、10−8未満、又は10−9未満、さらには10−10cm3・cm・cm−2・s−1・Pa−1未満の25℃における透水性を有することがさらに好ましい。本発明による化粧部材は、ある場合には、湿潤環境を有する部屋(例えば浴室)に置かれるものであるから、ラッカー塗料の透水性が、10−11未満又は10−12未満さらには10−13cm3・cm・cm−2・s−1・Pa−1未満であることがさらに好ましい。] [0035] 透水性は、{材料を通過する水蒸気の量(cm3単位)×材料の厚さ(cm単位)}/{露出面積(cm2単位)×露出時間(秒単位)×材料の2つの面間の圧力差(パスカル単位)}として定義される。例えば、制御された湿度を有する環境室に曝された後に、ラッカー塗料の膜の重量取り込みを測定することにより、それは測定され得る。] [0036] この量は、ポリマーの場合には、最初にポリマーの化学的性質、次に、例えば、架橋の量(例えば、架橋剤の量及び/又は架橋温度による)、結晶化度、及び分子の任意の配向に影響を受けるその形態に応じて決まる。また、それは、適切な場合には、無機充填剤の性質及び量に応じて決まる。] [0037] それ故に、好ましくは、ラッカー塗料は、堆積前に液状であり、オーブン乾燥されるのに適している。高温(50℃を超えるか、さらには100℃)で乾燥されたバインダーを含むラッカー塗料は、おそらくは架橋反応(例えば、重縮合反応)(それは、さらに進められて、より高密度の三次元網目を生成する)のために、きわめて一般的には、室温において空気で乾燥されたバインダーより低い浸透性を有することが観察された。] [0038] 好ましくは、接着促進剤が、ラッカー塗料の膜とガラス板の間及び/又はラッカー塗料の膜とポリマー中間層の間に入れられた膜の形態か、及び/又はラッカー塗料に分散されて存在する。好ましくは、この膜は、湿気のために剥離する危険を防ぎ、そして適切な場合には、ラッカー塗料の膜とポリマー中間層の間の接着を向上させるのに役立つシランを主成分とする。また、ガラスに対する接着のための接着促進剤(例えば、シランなど)は、ラッカー塗料内に分散されてもよい。] [0039] 好ましい美観性を付与するために、ラッカー塗料は、無機及び/又は有機顔料、好ましくは、無機顔料を含む。好ましくは、これらの顔料は紫外線対抗性及び耐湿性である。本発明の範囲内で利用される顔料は、例えば、所望により遷移金属イオンをドープされている、酸化チタン及び酸化ジルコニウム、あるいはジルコン(ZrSiO4)系の混合酸化物である。好ましくは、この顔料は、重金属(例えば、カドミウム及び鉛など)を含まない。好ましくは、ラッカー塗料の膜は不透明である。] [0040] また、ラッカー塗料は、その物理化学パラメータ(例えば、その粘度)を最適化するための無機充填剤を含んでよい。好ましくは、ラッカー塗料の無機種(顔料及び充填剤)の全量(固体含有量に対する重量%として表される)は、40〜70%、さらに好ましくは50〜60%である。] [0041] 本発明による化粧部材のラッカー塗料は、当業者に知られている各種の方法(例えば、カーテンコーティング、エアスプレー、スクリーン印刷及びロールコーティングなど)を用いて堆積させてよい。スクリーン印刷法には、基材の一部分のみをコーティングすることができるという利点がある。ロールコーティング法は、被コーティング基材を2つのロール(その1つ(一般的には上側のロール)はラッカー塗料でコーティングされている)間に通過させる工程から成る。費用の観点から、好ましくは、利用される方法は、ラッカー塗料の流れが、ガラス基材の動くラインとほぼ垂直なライン上に形成されるので、前記基材の全面をコーティングすることを可能にするカーテンコーティングである。ラッカー塗料の流速及び基材の移動速度は、好ましい厚さ(好ましくは、湿潤状態で100〜200μm)をコーティングするように調整される。次に、ラッカー塗料でコーティングされた基材は、ラッカー塗料を硬化させるために、より正確には、溶媒を除去し、かつバインダーとして利用される樹脂を重合及び/又は架橋するための反応を行なうために、熱処理に供する。好ましくは、その透水性を減らすことができる架橋度をラッカー塗料に与えるために、利用される温度は、50〜250℃、特に100〜200℃である。好ましくは、硬化後のラッカー塗料の膜の厚さは、好ましい不透明度を得るために、20〜100μm、特に40〜70μmである。] [0042] 利用されるガラス板又は各ガラス板は、各種の平面ガラス(所望により、曲面をコーティングしなければならない場合には、ガラスは、当業者に知られている曲げ工程によって曲げられる)でよい。化粧部材は、一体化したガラス枠でよく、すなわち、完全に平坦かつ平滑なシートが得られることを可能にするフロートプロセス、又は引き抜き又はロールプロセスにより形成され得る単一ガラス板から成る。後者の場合には、ロールミルのロールが浮き彫りの外観を有するときに、ガラス板は、その面の少なくとも1つの上に、好ましくは、ラッカー塗料を支持している面(又は内面)上に、型押しされて、(例えば、欧州特許第493202号明細書において教示されているような)パターンを有してよい。] [0043] ガラス板は、強化されてもよいし、又は強化されなくてもよい。未強化シートは、切断されることができるという利点を有する。] [0044] 本ガラスは、透明であるか、又は様々な色(例えば、青色、銅色、緑色、灰色さらにはピンク色など)が付いていてよい。本ガラスの光透過率は、4mm厚に対して10〜92%であるように選択してよい。特に好ましい一実施形態では、特にラッカー塗料は、白色又は極めて明るい色(例えば象牙色)であるならば、ガラス基材として超透明ガラス(すなわち、250ppm未満、好ましくは、200ppm以下、さらには150ppmの酸化鉄含有量を有し、その光透過率が、光源D65下で、4mm厚に対して89%を超え、特に90%を超えるガラス)のシートを用いる工程に存在する。そのようなガラスの光学性が、ラッカー塗料の優れた演色(白色又は象牙色)を達成することを可能にする一方で、標準的な透明ガラス(その酸化鉄含有量は1000ppmのオーダーである)の残りの緑色が特にはっきり見えることが分かった。] [0045] 好ましくは、ガラス板又は各ガラス板の厚さは、2〜19mm、好ましくは2〜6mm、より詳細には2〜5mmである。約3mm又は4mmの厚さを有するガラス板は、特に各ガラス板が同じ厚さを有する集成体において、好ましい。] [0046] ガラス板又は各ガラス板は、様々な艶消し法(例えばフッ化水素酸の艶消し又はサンドブラスト)によって、それらの面の少なくとも1つ(好ましくは外面)が艶消しされていてよい。この艶消しは、全面又は特定の領域に亘って行なわれてよく、したがって、僅かに中空の艶消しパターンを形成している。耐酸性コーティング(それは、その後に除去されるであろう)によりエッチングされていないであろう領域を保護することにより、後者の実施形態が実施され得る。また、有機又は無機エナメルを堆積することにより、艶消しの外観を得てもよい。] [0047] また、反射膜、好ましくは銀膜、特に当業者に知られている銀メッキ工程により得られるものが、ガラス板又は各ガラス板(所望により、シラン系接着促進剤を備える)とラッカー塗料の膜の間に入れられており、次に後者は、腐食から銀膜を保護しているニス機能を果たす。したがって、一方に鏡面の外観、そして他方にラッカー仕上げされたガラスの外観を有するパーティションを得ることが可能である。] [0048] 有利には、スクリーン又はインクジェット印刷により得られる1つ以上の色の装飾が、ガラス板又は各ガラス板(所望により、シラン系接着促進剤を備える)とラッカー塗料の間に、及び/又は外面上に、設置されている。例えば、内面上の装飾の塗布と外面上のものを合わせることが可能である。] [0049] また、ガラス板又は各ガラス板は、反射防止膜、自己洗浄機能を有する膜{例えば、好ましくは、アナターゼ及び/又はルチル形で結晶化されている酸化チタン(汚染防止、抗菌、曇り止め及び結露防止性も有する)}、あるいは疎水性膜の多層スタックなどの機能的な膜でコーティングされてよい。床仕上げの場合に詳しく評価された後では、特にエナメル形態の膜は、滑り止め性を付与している。また、耐磨耗性又は耐擦傷性膜は、本発明による化粧部材のガラス板又は各ガラス板をコーティングしてもよい。また、ガラス板又は各ガラス板は、少なくとも1つの半反射膜でコーティングされてよく、次にその色は、僅かに金属化された外観を有している。] [0050] それ故にジュール(抵抗)加熱を提供する、導電性の膜が、化粧部材の面の1つの上に組み込まれてよく、それによって、例えば加熱された床及び/又は壁を得ることを可能にする。また、中間層は、電場の影響下で配向し、化粧部材を半透明又は不透明状態から透明状態へと切り替えて、そして恐らくは、例えば、背面上で特定の装飾を見えるようにすることができる液晶を含んでもよい。] [0051] また、発光ダイオードは、化粧部材のポリマー中間層とガラス板の少なくとも1つの間に設置されてもよい。] [0052] 本発明の別の対象は、事前にラッカー塗料の膜をコーティングされた少なくとも1つのガラス板と少なくとも1つの他のガラス板の間に少なくとも1つのポリマー中間層を設置する工程、及び次に前記ガラス板を結合するために、前記集成体を熱圧着処理に供する工程を含む、本発明による化粧部材を得る方法である。典型的には、熱処理は、オートクレーブ内で、9〜14barの圧力及び100〜150℃の温度で、ガラスを積層するために当業者に知られている方法にしたがって実施される。ガラスを積層する(2つの未コーティングガラス板が、PVBによって積層されている)ために習慣的に使用されるパラメータを修正する必要が無いので、本方法は、先行技術に記述されているものより費用がかからず、かつ容易に実施される。] [0053] ラッカー塗料の膜とポリマー中間層の間の接着を最適化するために、好ましくは、ラッカー塗料の膜は、熱処理の前に、特にコロナ放電処理による、プラズマの処理に供される。同じ目的で、例えばシランをスプレーするか、又はラグ(布)を用いてそれらを塗布することにより、ラッカー塗料の膜上にシランを堆積させることも可能である。これらの処理は、通常はポリマー中間層に対する低い接着力を有するラッカー塗料を使用することを可能にする。しかし、それらは、追加の費用を被り、それ故に好ましくない。] [0054] 本発明のさらに別の対象は、本発明による化粧部材が組み込まれている、パーティション、ドア(枠に入れられているか、又は入れられていない)、家具化粧材、天井、手すり、照明器具カバー、壁紙又は階段のステップである。前記パーティションは、固定されたパーティションであるか、又はスライドするパネル(例えば、レールに取り付けられいる)の形態でよい。ドアは、内部ドア又は外部ドア、あるいはシャワー室のドアでよい。] [0055] 添付図面によって示される非限定的かつ典型的な実施形態の次の詳細な説明を参照することによって、本発明をより詳細に理解されたい。] [0056] ガラス板1及び4は、4mmの厚さを有する、平坦かつ未強化の一体化した透明ソーダ−石灰−シリカガラスから形成される。例えば、そのような板は、本出願人によって商標名SGG Planilux(登録商標)として販売されている。ガラス板1の内面は、カーテンコーティング法を用いて堆積されたラッカー塗料3の50μm厚の膜で事前にコーティングされていた。] [0057] ラッカー塗料の膜3には、乾燥後に、下記含有物: −メラミン(樹脂A)又はイソシアネート(樹脂B)で架橋された熱硬化性アクリル樹脂の形態のバインダー; −固形含有量に対して40〜70重量%の含有量を有する無機材料(顔料及び充填剤) が含まれていた。] [0058] 樹脂Aを用いて得られたラッカー塗料の膜3は、約36〜38N/mm2の表面張力及び約55μmの粗さRzを有する。樹脂Bの場合には、得られた値は、表面張力について約42〜48N/mm2及び粗さRzについて約50μmであった。表面張力は、プラズマトリート社より市販されている試験インクを用いて測定される。ATR赤外線分光学法によると、アルキル又はアルカン基に関する吸収帯の面積に対するヒドロキシル基に関する吸収帯の面積の比は、0.6を超えており、ラッカー塗料の表面上におけるヒドロキシル基の高密度を証明する。] [0059] ソルーシア(Solutia)社より参考品Saflex RB41として市販されている0.76mm厚の無色透明なPVBから中間層2を形成した。本分野で幅広く利用される技術を用いて積層を行なった:2つのガラス板1及び4を、前記ガラス板間に設置したPVB中間層と結合した。次に、例えば、カレンダ加工及び/又は真空にすることによって、化粧部材の構成シート間に含まれた空気を除去した。次に、オートクレーブ内で、約12barの圧力及び約140℃の温度で、結合形成を行なった。] [0060] 化粧部材が様々な現行の基準を満たすから、この化粧部材をパーティションとして利用できる。それは、特にEN12600(耐衝撃性)基準による2B2として分類され、そしてEN14449:2005(積層ガラスの適合性)基準の条件を満たす。] [0061] PVBとガラス板の間の接着は、国際公開第03/087785号パンフレットに記述されているように、ねじれ測定によって特性化される。(PVBとラッカー塗料の膜をコーティングされたガラス板の間の分離が開始される前の)せん断強度は、4〜6MPaであるから、非常に満足のいくものである。] [0062] 約0.3のアルキル又はアルカン基に関する吸収帯の面積に対するヒドロキシル基に関する吸収帯の面積の比R(表面上のヒドロキシル基のより低い密度を証明している)を有するラッカー塗料3の別の膜については、せん断強度は1.5MPaであるから、接着が余り良好ではなかった。特定の極限条件下では、そのような接着は、特に積層剥離のために、耐久性の問題を起こしがちである。] [0063] また、100℃で2時間の処理後に、(気泡、混濁化又は積層剥離型の)欠陥がPVB上で全く観察されず、そして剥離又は変色の箇所がラッカー塗料上で全く観察されないから、本発明による化粧部材はEN12543−4基準による高温に耐える。] 実施例 [0064] 同様に、EN12543−4基準(50℃の水を14日間滴らせる)による湿潤試験後、又はEN12543−4基準によるUV老化試験後に、そのような欠陥は全く観察されない。]
权利要求:
請求項1 少なくとも2つのガラス板(1、4)、及びポリビニルブチラールから形成されており、かつ前記ガラス板(1、4)を結合している少なくとも1つのポリマー中間層(2)を含み、ラッカー塗料の少なくとも1つの膜(3)が、前記少なくとも2つのガラス板(1、4)間に設置されていることを特徴とする積層化粧部材。 請求項2 ラッカー塗料の膜(3)又はラッカー塗料の各膜(3)が、ポリマー中間層(2)又は各ポリマー中間層(2)と接触している、請求項1に記載の化粧部材。 請求項3 ラッカー塗料の膜が不透明であり、ポリマー中間層が透明である、請求項1又は2に記載の化粧部材。 請求項4 2つのガラス板(1、4)、第一のガラス板(1)上に堆積されたラッカー塗料の膜(3)、及び前記ラッカー塗料の膜(3)と接触しており、かつ前記第一のガラス板(1)と第二のガラス板(4)の間に結合を与えるポリマー中間層(2)から成る、請求項1〜3のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項5 ラッカー塗料の膜(3)が、少なくともその表面上に、ヒドロキシル及び/又はカルボニル官能基と化学的に反応できる官能基を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項6 ラッカー塗料において、ATR赤外線分光学法を用いる測定によると、アルキル又はアルカン基に関する吸収帯の面積に対するヒドロキシル基に関する吸収帯の面積の比が、0.4以上、特に0.5又は0.6である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項7 ラッカー塗料の膜(3)が、10〜90μm、特に45〜70μmの粗さを有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項8 ラッカー塗料の膜(3)が、30〜70N/mm2、特に32〜50N/mm2の表面張力を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項9 ラッカー塗料(3)が、アクリル樹脂系バインダーを含み、特に、前記ラッカー塗料がメラミン及び/又はイソシアネートによって架橋されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項10 ラッカー塗料(3)が、10−6未満、特に10−8未満、さらには10−13cm3・cm・cm−2・s−1・Pa−1未満の透水性を有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項11 接着促進剤、特にシラン系促進剤が、ラッカー塗料の膜(3)とガラス板(1)の間及び/若しくはラッカー塗料の膜(3)とポリマー中間層(2)の間に設置された膜の形態で、並びに/又はラッカー塗料(3)に分散されて存在する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項12 反射膜(5)、特に銀鏡膜、及び/又はスクリーン印刷若しくはインクジェット印刷された装飾(5)が、ラッカー塗料の膜(3)とガラス板(1)の間に設置されており、所望により、前記反射膜及び/又は装飾が、接着促進剤の膜でコーティングされている、請求項1〜11のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項13 ラッカー塗料の膜(3)が、40〜70%の含有量で、紫外線照射に耐性のある顔料及び/又は無機充填剤を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項14 ガラス板又は各ガラス板(1、4)が、それらの面の少なくとも1つの上に、ロール処理及び/若しくは酸艶消し及び/若しくはサンドブラスト及び/若しくはエッチングにより得られる向上した外観を有するか、又はガラス板若しくは各ガラス板(1、4)の全外面が、塩酸又はサンドブラストにより艶消しされている、請求項1〜13のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項15 ガラス板又は各ガラス板(1、4)が、それらの面の少なくとも1つの上で、好ましくはその外面上で、光学及び/又は滑り止め及び/又は表面特性、特に汚染防止性、抗菌性、自己洗浄性、疎水性、曇り止め性、耐擦傷性及び耐磨耗性を与えている少なくとも1つの機能層を有する、請求項1〜14のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項16 発光ダイオードが、ポリマー中間層(2)と少なくとも1つのガラス板(1、4)の間に設置されている、請求項1〜15のいずれか1項に記載の化粧部材。 請求項17 ラッカー塗料の膜(3)でコーティングされた少なくとも1つのガラス板(1)と少なくとも1つの他のガラス板(4)の間に少なくとも1つのポリマー中間層(2)を設置する工程、及び次に前記ガラス板(1、4)を結合するために、前記集成体を熱圧着処理に供する工程を含む、請求項1〜16のいずれか1項に記載の化粧部材を得る方法。 請求項18 熱圧着処理前に、ラッカー塗料の膜(3)が、プラズマの処理、特にコロナ放電処理に供される、請求項17に記載の方法。 請求項19 請求項1〜16のいずれか1項に記載の化粧部材が組み込まれている、パーティション、ドア、家具化粧材、天井、手すり、照明器具カバー、壁紙又は階段のステップ。
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同族专利:
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申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
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